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腰椎椎間板ヘルニアと診断され、治療やリハビリを続けているのに、なかなか痛みやしびれが変わらない。
あるいは、一度良くなったと思っても、しばらくするとまた症状が戻ってしまう。
このような悩みを抱えている方は少なくありません。
ヘルニアというと、「時間が経てば自然に良くなることもある」と言われることがあります。確かに、炎症が落ち着くことで症状が軽減するケースもあります。
しかし実際には、比較的早く落ち着いていく人がいる一方で、痛みや違和感が長く続いてしまう人がいるのも事実です。
この違いは、単にヘルニアの大きさや症状の強さだけで決まるものではありません。
日常生活での身体の使い方、負担のかかり方、回復の過程での判断の仕方など、さまざまな要因が重なって結果に差が出ることがあります。
この記事では、腰椎椎間板ヘルニアの痛みが長引きやすい人に見られる特徴と、回復を遠回りさせないための考え方について整理していきます。
🔵 痛みが長引く人に共通する考え方
腰椎椎間板ヘルニアの痛みが長引く場合、身体の状態そのものだけでなく、「どのように身体と向き合っているか」という考え方が影響していることがあります。
痛みがあると、多くの方が不安を感じます。
その不安から、次のような対応をしてしまうことがあります。
・痛みが出ないように、できるだけ動かないようにする
・早く治したいという思いから、無理に運動を増やしてしまう
・痛みの強さだけを基準に、その日の行動を決めてしまう
これらは決して特別なことではなく、多くの方が自然にしてしまう行動です。しかし、身体の反応を観察する前に判断してしまうことで、結果的に回復を遠回りしてしまうことがあります。
腰椎椎間板ヘルニアでは、「動くこと」そのものが問題になるのではなく、「どのような負担が、どのようにかかっているか」が重要になります。
たとえば、同じ動作でも、身体の使い方が変わるだけで負担のかかり方は大きく変わります。また、短時間であれば問題のない動きでも、長時間続くことで負担が積み重なることもあります。
それにもかかわらず、
「動く=悪い」
あるいは
「動かなければ治らない」
という極端な考え方になってしまうと、身体にとって必要な刺激まで避けてしまったり、逆に負担をかけすぎてしまうことがあります。
ヘルニアの回復では、無理をしないことも大切ですが、必要以上に怖がらないことも同じくらい大切です。
重要なのは、痛みの強さだけで判断するのではなく、
・どの動きで症状が出るのか
・動いた後にどう変化するのか
・翌日に残っていないか
といった経過を観察しながら身体の状態を理解していくことです。
この「観察して判断する」という視点を持つだけでも、回復の進み方は大きく変わることがあります。
🔵 負担がかかり続けていることに気づいていない
腰椎椎間板ヘルニアの痛みが長引く方の多くに見られるのが、「原因となっている負担が、日常生活の中に残ったままになっている」という状態です。
治療やリハビリを受けていても、生活の中で同じ負担が繰り返されていると、身体はなかなか回復の方向へ進みにくくなります。
特に問題になりやすいのは、強い負荷というよりも、無意識に繰り返している小さな負担です。
たとえば次のような状態です。
・長時間の座り姿勢が続いている
・中腰や前かがみの作業が日常的に多い
・身体の使い方のクセが変わっていない
これらは一つひとつを見ると大きな負担ではないように感じるかもしれません。しかし、回数や時間が積み重なることで、椎間板や神経に対するストレスが少しずつ蓄積していきます。
これは例えるなら、傷ができている部分に毎日同じ刺激が加わっているような状態です。
一回一回の刺激は強くなくても、回復しきる前に次の刺激が加わることで、治りきらない状態が続いてしまいます。
また、痛みがあることで無意識に身体の使い方が変わり、特定の筋肉や関節に負担が集中してしまうこともあります。
こうした「かばう動き」が続くことで、別の場所が硬くなったり、動きが制限されたりして、結果的に腰への負担が残り続けてしまうことがあります。
痛みが長引く背景には、「特別な原因がある」というよりも、日常の中にある負担が整理されていないことが関係している場合が少なくありません。
そのため、運動を増やすことよりも先に、どの動きや姿勢が負担になっているのかを見つけることが重要になることがあります。
🔵 回復の「順番」が合っていない
もう一つ、痛みが長引く原因としてよく見られるのが、「身体を整える順番」が合っていないケースです。
身体は多くの場合、
整理 ▶︎ 調整 ▶︎ 運動
という流れで整っていきます。
まず現在の状態を整理し、どこに負担がかかっているのか、どの動きで症状が出るのかを把握する。
次に、姿勢や呼吸、動きのクセを整え、負担のかかり方を変える。
そのうえで、必要な運動を行うことで、安定した状態をつくっていきます。
しかし、この順番が逆になってしまうと、頑張っているのに変わらないという状態になりやすくなります。
たとえば、
・痛みが強いまま筋トレを始めてしまう
・動きのクセがあるまま運動量を増やしてしまう
・身体の状態を確認せずにストレッチを強く行ってしまう
こうした場合、努力しているにもかかわらず、かえって負担が増えてしまうことがあります。
これは、傾いた土台の上に建物を建てようとしているようなものです。
土台が不安定なままでは、どれだけ材料を増やしても安定しません。
まず土台を整えてから積み上げていくことで、はじめて変化が積み重なっていきます。
腰椎椎間板ヘルニアの回復でも同じで、「何をするか」だけでなく、「どの順番で行うか」が結果を大きく左右します。
そのため、痛みが長引いているときほど、運動量を増やす前に、身体の状態や負担のかかり方を整理することが大切になります。
🔵 痛みの意味を正しく判断できていない
腰椎椎間板ヘルニアで痛みが長引いてしまう理由の一つに、「痛みの意味をどう捉えるか」があります。
痛みがあると、多くの方は「悪化しているのではないか」と不安になります。そのため、できるだけ動かないようにしたり、少しの違和感でも強い警戒をしてしまうことがあります。
しかし、ヘルニアでは、痛みのすべてが悪化のサインとは限りません。
身体を動かした直後に一時的な違和感が出ることは、筋肉や関節が動いたことによる反応である場合もあります。また、長く安静にしていた後に動き始めると、固まっていた組織が動くことで一時的に痛みが出ることもあります。
逆に、安静にしすぎることで血流が低下し、筋肉や関節が硬くなり、結果として痛みが長引いてしまうこともあります。
つまり、「痛みがある=すべて危険」とは限らず、痛みの出方や変化を見ながら判断することが重要になります。
その判断のヒントになるのが、次のような視点です。
・動いた後に痛みがどう変化するか
・翌日に悪化していないか
・回復までの時間がどう変わるか
たとえば、動いた直後に少し違和感があっても、その後に楽になり、翌日に症状が悪化していないのであれば、身体が適応している可能性があります。
一方で、動くたびに痛みが強くなり、しびれが広がったり、回復までに時間がかかる場合は、その動きが負担になっている可能性があります。
痛みの強さだけで判断してしまうと、必要な動きまで避けてしまい、回復に必要な刺激が不足してしまうことがあります。
大切なのは、「痛いかどうか」だけではなく、「痛みがどう変化しているか」を見ることです。この視点を持つことで、身体の状態をより正確に理解しやすくなります。
腰椎椎間板ヘルニアでは、症状の出方や原因、必要なリハビリの内容が人によって大きく異なります。
同じ「腰が痛い」「脚がしびれる」という症状でも、姿勢が原因になっている場合もあれば、動き方のクセが影響している場合、あるいは回復の順番が合っていない場合など、背景はさまざまです。
そのため、「どの動きが負担になっているのか」「どの順番で身体を整えていくのか」を整理することが、回復を遠回りさせないために重要になります。
腰椎椎間板ヘルニアの原因の考え方や、リハビリの全体像、身体を整えていく流れについては、特設ページで詳しくまとめています。
🔵 まとめ
腰椎椎間板ヘルニアの痛みが長引く場合、単に症状が重いというよりも、いくつかの要因が重なっていることが少なくありません。
特に多いのが、次のような状態です。
・生活の中で負担がかかり続けている
・身体を整える順番が合っていない
・痛みの意味を判断する基準が分からない
こうした要因が重なると、治療やリハビリを続けていても変化を感じにくくなり、「なかなか良くならない」という状態につながることがあります。
もし今、
・なぜ良くならないのか分からない
・治療を続けているが変化を感じない
・このままで大丈夫なのか不安がある
このような状態であれば、一度身体の状態や動作の特徴を整理することが、回復への近道になる場合があります。
腰椎椎間板ヘルニアでは、「何をするか」を増やすこと以上に、「何が負担になっているのか」を知ることが大切です。
そこが見えてくると、無理のない範囲でできることがはっきりし、回復の方向性が整理されていきます。
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