1章 腰椎椎間板ヘルニアとは

腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎の間にある椎間板というゼリー状のクッションの一部が飛び出して神経に当たり、足などに痛みや痺れの症状が出る整形疾患です。
腰椎椎間板ヘルニアは加齢や繰り返す同じ姿勢・動作、または遺伝的な要因が関係しているといわれます。

具体的な原因としては、重い物を持ち上げる、何かを引っ張る、身体を捻るといった動作、長時間の座りや立ち仕事による同じ姿勢を続けるなどです。
特に、『座る』『立ったまま前にかがむ』などの日常生活に関わる動作では、体重の約2.5倍の圧力が椎間板にかかると言われています。
この繰り返しが椎間板への負荷を増加し、椎間板ヘルニアへ発展すると考えられています。

腰椎椎間板ヘルニアとは

◆主な症状について

  • 炎症による安静時痛が出現、前屈みや身体を捻じる時に腰痛が生じる。
  • お尻から太もも、ふくらはぎや足に痺れや痛みなどが生じる。
  • 足に力が入りにくい、つまずきやすいなど運動障害が生じる。
  • 足の一部に触れている感覚が分かりにくいなどの感覚障害が生じる。
  • 椎間板から脱出した仕方によっては、尿漏れ・残尿感・排便障害などの膀胱直腸障害が生じる。

2章 腰椎椎間板ヘルニアの治療方法とは

椎間板ヘルニアは症状によって治療方法は異なりますが、基本的に保存療法から行うことが多いです。
保存療法としては、リハビリと抗炎症薬などの内服薬や、ブロック注射などを同時並行で行うことで症状改善を図ります。

保存療法にて症状が改善しない場合には手術を検討します。
また、足の力が入らなくなってしまう症状や、排尿・排便ができないといった膀胱直腸障害が生じるなどといった、日常生活に大きな支障を来たす場合は早急に手術適応となります。

腰椎椎間板ヘルニアの治療方法とは

◆保存療法

  • 運動療法

    椎間板の損傷によって腰椎の安定性や関節可動域が低下した機能に対して、運動療法にて筋肉強化や柔軟性改善を図ることで腰椎への負担を減少させます。
    再発予防に向けた動作の獲得や運動を行うことで、腰痛の減少や新たな腰椎椎間板ヘルニアの発症予防を図ります。
  • 薬物療法

    薬物療法は薬を使用することで炎症を鎮め、痛みを和らげる治療法です。
    ヒアルロン酸・ステロイド・局所麻酔剤(痛み止め)などの注射も行う場合もあれば、外用薬、内服薬などの処方で対応します。
  • 装具療法

    腰椎・骨盤ベルトなどの装具を装着することで、腰椎椎間板ヘルニアの炎症性による痛みや、不安定になった腰椎の安定性をサポートします。
    腰椎の可動域を制限し、安定性を図ることで腰椎への負担減少や痛みを抑え、治癒を促進させます。

◆手術療法

手術療法は保存療法にて改善しない場合や、足の力が入らなくなってしまう場合や、排尿・排便ができないといった膀胱直腸障害の症状を認める場合に行います。

  • 腰椎椎間板切除術

    神経を圧迫している椎間板を切除する手術です。
    後方アプローチによる手術が一般的で、従来行われてきた部分椎弓切除による椎間板切除術(Love法)や、顕微鏡下椎間板切除術(MD法:MicroDiscectomy)や内視鏡下椎間板切除術(MED:MicroEndoscopicDiscectomy)といった身体への侵襲が少ない手術法も導入されています。
    また、近年では椎間板内に酵素を含んだ薬剤を注入することで椎間板ヘルニアを縮小させ、神経の圧迫を弱める椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア)も注目されています。

3章 腰椎椎間板ヘルニアのリハビリとは

腰椎椎間板ヘルニアは保存療法や手術療法後のリハビリが推奨されています。
リハビリにて筋力や関節可動域の向上を図り、腰椎への負担を減らすことで日常生活やスポーツ活動を安心して行えるようにします。
また、新たな椎間板ヘルニアへ発展させないようにも行います。

◆腰椎椎間板ヘルニアに対するリハビリの分類として…

  1. 筋力増強訓練
  2. ストレッチ(関節可動域訓練)
  3. バランス訓練
  4. スタビリティ訓練
  5. 姿勢訓練
  6. 日常生活の動作指導(日常生活での動作にて腰椎への負担を減らす指導)
  7. 物理療法など
腰椎椎間板ヘルニアのリハビリとは

上記の項目は、専門医での診療・病院・介護施設で行われている一般的なリハビリですが、保険制度上の制約により、目標に対する本来必要なリハビリの量と質の確保が困難な場合も多くあります。当事業は静岡市を拠点に、専門的なリハビリサービスを自費にて提供しております。保険下でのリハビリテーションとは異なり、お客様一人ひとりの目標や状態に合わせたリハビリを経験豊富な理学療法士が『マンツーマン』にて実施させていただきます。またカウンセリングと体験プログラムを経て、60分・90分・120分の時間設定を状態に合わせて提案し、集中的なリハビリを1~2ヶ月間継続致します。お客様の尊厳を念頭におき、『想いを形にするリハビリ』を提供するため尽力致します。無料電話相談等も実施しておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

4章 T-performanceの“再構築リハビリ”とは

T-performanceのリハビリは、「筋肉を動かす」ことを目的とせず、脳・神経・身体・栄養を三位一体で整える“再構築リハビリ”を軸にしています。

腰椎椎間板ヘルニアは「腰の病気」と思われがちですが、実際には神経伝達・姿勢制御・筋連鎖の乱れが複雑に絡み合って発症・慢性化します。
そのため、痛みのある部位だけを施術しても根本的な改善には至りません。

神経と身体の“つながり”を再教育し、動作・代謝・自律神経のリズムを再構築することが、真の改善と再発予防の鍵となります。

◆T-performanceでは、

  • スパインダイナミクス療法で「脳‐神経‐姿勢」の連携を再教育し、
  • コアコンディショニングで「体幹‐骨盤‐下肢」の運動連鎖を再構築し、
  • 栄養サポートで「回復力と代謝リズム」を内側から整えます。

この三位一体のアプローチによって、外から“動作”を整え、内から“回復”を支える。
「動ける身体」から「動き続けられる身体」へ。
それがT-performanceが提唱する“再構築リハビリ”です。

以下では、側弯症リハビリにおける3つの柱(神経・姿勢・代謝)について、それぞれの目的と具体的なアプローチをご紹介します。

◆スパインダイナミクス療法 とは

脊柱(背骨)は、身体を支える柱であると同時に神経の通り道でもあります。
この脊柱のしなやかさ(弾性)や呼吸リズムが乱れると、神経伝達のテンポが狂い、筋肉や関節がうまく連携しなくなります。

スパインダイナミクス療法では、脳と身体の情報の流れを再構築し、過剰な緊張や防御反応を緩めながら“再教育”を行います。単なる「リリース」ではなく、「正しい神経伝達を取り戻す教育的アプローチ」です。

この方法は、椎間板ヘルニアによる神経圧迫・炎症で過敏になった身体でも安全に介入でき、神経の興奮バランスと姿勢リズムを回復させます。
結果として、痛みを抑えるだけでなく、「再び滑らかに動ける身体」を再構築します。

◆コアコンディショニング とは

椎間板ヘルニアでは、痛みを避けるために“代償動作”が生じ、骨盤・股関節・体幹の連動性が崩れることが多くあります。
その結果、再発を繰り返したり、他の椎間板や関節へ負担が広がっていきます。

T-performanceのコアコンディショニングでは、筋肉を鍛えることよりも、「正しい動作パターン」を再学習することを目的にしています。

  • 骨盤と体幹のアライメントを整え、姿勢の土台を安定化
  • インナー・アウターの筋連携を再教育し、支える力を育成
  • 呼吸リズムと連動させて「自然に支えられる姿勢」を形成

このアプローチにより、腰椎への負担を減らしながらも「動ける」から「動き続けられる」身体へ導きます。
また、スパインダイナミクスで整えた神経経路と、コアコンディショニングで再学習した動作を結びつけることで、「神経 ✗ 姿勢 ✗ 動作」が統合された再構築プロセスが完成します。

◆栄養サポートとは

腰椎椎間板ヘルニアは、筋・神経・炎症の三要素が深く関係します。
そのため「動かすだけ」ではなく、「修復できる環境」を整えることが極めて重要です。
T-performanceでは、臨床栄養医学指導士の知見をもとに、神経と筋肉を再生させる“栄養リハビリ”を実践しています。

PFCバランス最適化

炭水化物(C)は神経伝達のエネルギー源、タンパク質(P)は筋・神経修復の材料、脂質(F)は炎症抑制の調整役。
個人差に応じたPFC設計で、身体の再生環境を整えます。

抗炎症・抗酸化アプローチ

オメガ3脂肪酸、ビタミンD、ポリフェノールなどを活用し、神経の過敏反応を抑制。
痛みに強い代謝状態を作り、リハビリ効果を高めます。

代謝リズムと自律神経の調整

食事・睡眠・活動時間のリズムを整えることで、修復・再生・薬効が最大化。
体内時計を整えることで、リハビリの効果を持続させます。

これにより、「代謝 → 回復 → 動作」という流れを体内から支えることができ、外側で行う施術や運動の成果を最大化します。
T-performanceの栄養サポートは、“体内からのリハビリ”として位置づけています。

◆総合的アプローチ で“再発しにくい身体”の設計

多くのリハビリは「痛みを取る」「動けるようにする」ことをゴールとしています。
しかし、T-performanceが目指すのは「自分で安定を保てる身体」です。

外側(スパインダイナミクス・コアコンディショニング)で構造を整え、内側(栄養・自律神経調整)で環境を整える。
この両輪が噛み合うことで、神経・筋・代謝のリズムが再構築され、再発しにくく長期的に安定した身体機能を実現します。

外部刺激で「治す」のではなく、自身の回復力・制御力を再構築する。
それこそが、T-performanceが提唱する“再構築リハビリ”の本質です。

5章 実際にスパインダイナミクスとコアコンディショニングを応用したリハビリ体験記

◆ご利用者の紹介

年齢・性別 70歳代 男性(静岡市)
診断名・症状 脊柱管狭窄症術後、左変形性股関節症、腰椎椎間板ヘルニア
歩き出すときの前傾姿勢を治したい、動きはじめの腰の痛みを治したい、脚の痛みや痺れを改善したいなど
症状 10分歩くと身体が前屈みになる、朝方動き始めに腰が痛い、同一姿勢での腰~両殿部の痛み・痺れなど
発症からの期間 2000年
成果(施術後の効果) 股関節可動域拡大、前屈時の痛み改善、同一姿勢からの立ち上がりの痛み軽減(NRS10→5)、30cm台からの起立(不可→可能)、前屈みにならずに30分以上歩けるようになった、朝方の痛みが軽減した、趣味の散歩が再開できるようになった。など
ご利用プラン 60分16回コース

T-performanceのリハビリを受けた体験談

2020年ごろから腰の傷みや下半身の痺れや痛みを感じ始めため病院受診し、脊柱管狭窄症の診断を受けました。
2023年に手術を実施し、痺れや痛みは軽減しましたが完治とはいかず、そこから湿布などで誤魔化しながら座り仕事をしていましたが、段々と腰の傷みや痺れが強くなってきたためリハビリ体験を申し込みました。

このまま治らないのかと不安な気持ちでいっぱいでしたが、前田先生は知識も豊富で手術後の経過や現状の改善点を丁寧に説明してくださるのでとても安心出来ました。
施術後に身体が軽くなり、自宅でできる体操なども親身に教えていただけるため前田先生と一緒にリハビリを頑張ってみようと思いました。

マンツーマンでのリハビリを訪問でやっていただけるのは、本当にありがたいですね。今後とも宜しくお願い致します。

6章 腰椎椎間板ヘルニアでお悩みの方へ

腰椎椎間板ヘルニアは、腰椎の間にある椎間板(クッション材)が飛び出して神経を圧迫し、腰~脚にかけた痛み・しびれ・運動制限を引き起こす疾患です。

加齢だけでなく、長年の同じ姿勢・動作、体幹や腰まわりの筋力低下、遺伝的素因などが関与しています。
たとえば、座位や立位で前屈みになる動作では、体重の約2.5倍もの負荷が椎間板にかかると言われています。放置すると、椎間板の損傷は神経や軟骨・骨・筋肉に波及し、慢性的な痛みや歩行制限に発展する可能性が高くなります。

しかしながら、適切なリハビリ+代謝環境の改善によって、「再び安心して歩ける膝(脚)」「趣味・仕事に復帰できる腰」を取り戻すことは十分に可能です。

当施設では、理学療法士が一人ひとりの身体状態・生活背景・目標を詳細に評価し、
60分・90分・120分のマンツーマンセッションで、施術・運動・栄養サポートを組み合わせたトータルリハビリを行っています。

  • 椎間板・神経・腰椎にかかる荷重を軽減しながら、関節可動域を維持・改善
  • 骨盤・股関節・体幹の連動性を整え、腰部・脚部の動作安定性を向上
  • 栄養・自律神経・代謝を整え、身体の“内側”から修復力・再発耐性を高める

私たちは単に「痛みを抑える」ためではなく、「身体のリズムを整えて、自然に動ける状態へ導く」再構築リハビリを提供しています。

「もう一度、障害なく歩きたい」
「好きなスポーツや趣味を再開したい」
そんなお客様の想いに寄り添い、施術・運動・栄養の三位一体で、確実な変化をサポートします。

T-performanceのリハビリは、“できないことを減らすための時間”ではなく、“できることを増やすための時間”です。
腰椎椎間板ヘルニアによる痛み・不安を抱えている方こそ、一歩を踏み出すタイミングです。

どうか私たちと一緒に、“ひとつ上のステージへ”。
動き続けられる未来を、T-performanceのリハビリで取り戻しましょう。

T-performanceでは、お客様の身体の状態や生活習慣に合わせて経験豊富な理学療法士が60分・90分・120分など、マンツーマンにて対応致します。
『趣味である〇〇を再開したい』『もっと〇〇を改善したい』といったお客様の想いに応えるため、施術や運動、エクササイズ、栄養指導など様々な視点から最大限の支援と生活指導などのご家族のサポートもさせていただきます。

症状の進行は歩行が困難になるなど、日常生活への影響は計り知れないものになります。
リハビリや運動を通して進行を遅らせたり、症状を改善させることが可能ですので、当事業で『ひとつ上のステージへ』着実に改善するリハビリを体感していただければと思います。

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