夜にズキズキする肩の痛みは五十肩?夜間痛が強い時の考え方と対処の目安|静岡のリハビリ・コンディショニングラボ|T-performance

 

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「昼間はそこまで気にならないのに、夜になると肩がズキズキ痛む」

「寝返りを打つたびに肩の痛みで目が覚める」

「横向きで寝ると、肩が耐えられないほどつらい」

このように、夜になると強く感じる肩の痛みに不安を抱き、検索される方は非常に多くいらっしゃいます。

 

日中は仕事や家事に集中できているものの、布団に入って身体を休めようとした瞬間に痛みを強く意識するようになると、

「なぜ夜だけこんなに痛むのだろう」

「この痛みは五十肩なのか、それとも別の病気なのか」

と、気持ちの面でも不安が大きくなりがちです。

 

夜に出る肩の痛みは、五十肩(肩関節周囲炎)の可能性が考えられる一方で、はっきりした原因が分からないまま、「とりあえず我慢するしかない」と耐え続けてしまうケースも少なくありません。

 

ここでは、なぜ夜になると肩の痛みが強くなりやすいのか、そして、夜間痛があるときに知っておきたい考え方について、リハビリの視点から整理してお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

🔵 夜間に肩の痛みが強くなるのはなぜか


 

肩の痛みが夜に強くなる背景には、ひとつの原因だけではなく、いくつかの要因が重なっていることが多くあります。

そのため、

「寝ている姿勢が悪いから痛い」

と単純に片づけてしまうと、本質を見落としてしまうことがあります。

 

 

 

▶︎ 炎症の影響が感じやすくなる時間帯

 

肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)では、肩関節やその周囲の組織に炎症が起きているケースがあります。

炎症がある状態では、身体を大きく動かしていなくても、ズーンと重だるい痛みや、拍動するような痛みを感じることがあります。

 

特に夜間は、テレビや仕事などの刺激が少なくなり、身体の感覚に意識が向きやすくなるため、昼間よりも痛みを強く感じやすい時間帯です。

その結果、「昼間は我慢できていた痛みが、夜になるとつらく感じる」という状況が起こりやすくなります。

 

 

 

▶︎ 寝姿勢による肩への圧迫とストレス

 

夜間痛の要因として、寝ているときの姿勢も大きく関係します。

横向きで寝た場合、体重が直接肩にかかることで、炎症を起こしている肩関節周囲が圧迫され、痛みが強く出ることがあります。

 

一方、仰向けで寝ていても、肩が前に巻き込まれた姿勢になると、肩関節の前側が引き伸ばされ、違和感やズキッとした痛みにつながることもあります。

 

本人にとっては、

「いつも通りの寝方」

「特に意識していない姿勢」であっても、

炎症がある肩にとっては、負担の大きい状態になっていることが少なくありません。

 

 

 

▶︎ 日中に蓄積した負担が、夜に表に出る

 

夜間の肩の痛みは、その日の生活の積み重ねが反映されているサインであることも多くあります。

たとえば、長時間のデスクワークやスマートフォン操作によって、肩が前に出た姿勢が続いていたり、無意識に肩をすくめた状態で過ごしていたりすると、肩関節やその周囲には少しずつ負担が蓄積していきます。

 

また、痛みがある側をかばいながら動くことで、本来とは異なる動作パターンが続き、知らないうちに肩周囲の筋肉や関節に緊張が溜まっていくこともあります。

こうした負担は、日中は気づきにくくても、身体を休めようとした夜のタイミングで、痛みとして表に出てくることがあります。

 

そのため、「特に何もしていないのに、夜になると痛い」と感じる場合でも、実際には日中の姿勢や使い方の影響が、夜に現れていることは決して珍しくありません。

 

 

 

 

 

 

 

🔵 夜間痛があるときに気をつけたい生活上の工夫


 

夜に肩の痛みが強く出る場合、「とにかく我慢する」「朝になれば何とかなる」と耐え続けてしまう方も少なくありません。

しかし、夜間痛は身体からのサインでもあり、生活環境や身体の使い方を少し見直すだけで、痛みの出方が変わるケースも多く見られます。

 

ここでは、夜間痛があるときに無理なく取り入れやすい生活上の工夫について整理します。

 

 

 

▶︎ 寝る姿勢とクッションの使い方を見直す

 

夜間痛への対処で、まず見直したいのが寝ているときの姿勢です。

横向きで寝る場合、痛い側を下にすると、体重が直接肩にかかり、炎症を起こしている肩関節周囲が強く圧迫されてしまいます。

その結果、ズキッとした痛みで目が覚めたり、寝返りのたびに不快感が強くなったりすることがあります。

 

このような場合は、痛くない側を下にし、胸の前に抱き枕やクッションを置いて、腕の重さを支えるようにすると、肩への負担が軽減されやすくなります。

 

仰向けで寝る場合でも、腕が身体の横に落ち込んだままだと、肩関節が引き伸ばされ、痛みが出やすくなることがあります。

肩の下や肘の下に薄くクッションを入れ、腕が少し支えられた状態を作ることで、関節へのストレスが和らぐケースがあります。

 

ここで大切なのは、「これが正解の寝方」と決めつけないことです。

夜の間ずっと同じ姿勢を保つ必要はありません。

 

途中で違和感が出たら、クッションの位置を変えたり、寝返りを打ったりして構いません。

「楽な姿勢を探し続ける」こと自体が、夜間痛への大切な対応になります。

 

 

 

 

▶︎ 日中の肩の使い方を見直すことが、夜の痛みを左右する

 

夜間痛があると、どうしても「夜の対処」だけに意識が向きがちですが、実際には日中の肩の使い方が、夜の痛みに大きく影響していることが少なくありません。

 

日中の生活の中で、

  • 肩をすくめた姿勢のまま作業をしていないか

  • 同じ姿勢で長時間過ごしていないか

  • 痛い側を無意識に緊張させ続けていないか

こうした状態が続くと、肩関節やその周囲の筋肉に負担が蓄積し、夜、身体を休めようとしたときに痛みとして表れやすくなります。

 

特に、「痛いから動かさないようにしているつもり」が、実は肩を固める方向に働いてしまい、結果として夜間痛を強めているケースもあります。

日中にこまめに姿勢を変えたり、肩に力が入りすぎていないかを意識するだけでも、夜の痛みが和らぐ方は少なくありません。

 

 

 

 

 

 

 

🔵 無理なストレッチが夜間痛を強めてしまうこともあります


 

夜間痛がある方の中には、「動かした方が良くなると思って、寝る前にストレッチをしている」という方もいらっしゃいます。

確かに、肩関節周囲炎では運動やストレッチが必要な時期もありますが、夜間痛が強い時期のストレッチには注意が必要です。

 

炎症が強い状態で、痛みを我慢しながら肩を引っ張ったり、可動域を広げることだけを目的に動かしたりすると、一時的には「動いた感じ」がしても、夜間や翌日に痛みが増してしまうことがあります。

 

特に、痛みを我慢して伸ばすストレッチや、翌日の反応を確認せずに続けてしまう運動は、炎症を刺激し、夜間痛を悪化させる原因になることがあります。

 

ストレッチは、「やれば良いもの」ではなく、今の時期と肩の状態に合っているかどうかが非常に重要です。

夜間痛が強い時期は、無理に動かすことよりも、負担を減らし、回復しやすい環境を整えることが優先される場合もあります。

 

 

 

 

 

 

 

🔵 夜間痛がすべて五十肩とは限りません


 

夜に肩が痛むと、「これは五十肩なのではないか」と不安になる方は多いのですが、夜間痛があるからといって、必ずしも肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)とは限りません。

肩の痛みは、関節・筋肉・腱・神経など、さまざまな組織が関係して生じるため、症状の現れ方や経過によっては、別の要因が関与している可能性も考えられます。

 

たとえば、はっきりした転倒や強い衝撃のあとから痛みが続いている場合や、肩の痛みに加えて、腕や手にしびれを感じる、力が入りにくいといった変化がある場合、また、安静にしていても痛みが徐々に強くなっていくようなケースでは、肩関節周囲炎とは異なる背景を考慮する必要があります。

 

こうした場合、「しばらく様子を見れば落ち着くはず」と我慢を続けるよりも、医療機関で状態を評価してもらうことで、不安を整理しやすくなることもあります。

 

夜間痛が数日から数週間続いている、あるいは痛みの強さが増している場合には、一度専門家に相談することが、結果的に遠回りを防ぐことにつながる場合もあります。

不安が強いときほど、「我慢するか、すぐに何かを始めるか」ではなく、正しい情報をもとに現状を確認することが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

🔵 夜間痛がある時こそ「今の状態を整理する」ことが大切です


 

夜に強い肩の痛みが出ている時期は、身体が「これ以上の負担は難しい」と伝えているサインでもあります。

 

このような状態のときに、

「とにかく動かした方がいいのか」

「完全に休ませた方がいいのか」

「どこまでなら問題ないのか」

と悩まれる方は非常に多くいらっしゃいます。

 

しかし、これらの判断を痛みの強さだけで決めてしまうと、かえって回復を遅らせてしまうこともあります。

 

初期の肩関節周囲炎や夜間痛では、炎症の程度、動かしたときの反応、日常生活の中でどの動作に負担が集中しているのかによって、取るべき対応は大きく変わります。

 

たとえば、安静を優先すべき時期に無理に動かしてしまうと、夜間痛が長引いたり、痛みが強まったりすることがあります。

一方で、必要以上に動かさずにいることで、肩の動きが固まりやすくなるケースもあります。

 

だからこそ、夜間痛がある時期は、「何かを頑張る」ことよりも、今の状態を一度整理し、方向性を決めることが重要になります。

 

 

 

 

 

 

 

🔵 時期別の判断とリハビリの全体像について


 

肩関節周囲炎は、一つの決まった経過をたどる疾患ではありません。

一般的には、炎症期・拘縮期・回復期といった段階を経ていくことが多いとされていますが、

実際の現場では、

「どの時期にいるのかが分かりにくい」

「痛みと動かしにくさが混在している」

といったケースも少なくありません。

 

特に夜間痛が強い時期は、炎症の影響が強く出ている可能性もあれば、日中の負担や姿勢の影響が重なっている場合もあり、一律の対処では対応しきれないことが多いのが実情です。

 

この時期に重要になるのは、「とにかく動かす」「とにかく休む」といった極端な判断ではなく、今の状態を整理したうえで、何を優先すべきかを見極めることです。

 

夜間痛が強いときに、

どのように過ごせばよいのか。

どの動きは避け、どこまでなら問題ないのか。

こうした判断は、時期ごとの特徴を理解していないと、非常に難しくなります。

 

そのため、肩関節周囲炎のリハビリでは、

「今はどの段階に近いのか」

「この時期の目的は何か」

「次の段階に進むために必要な準備は何か」

といった全体像を把握したうえで、対応を選んでいくことが重要になります。

 

肩関節周囲炎リハビリにおける時期別の考え方と判断の軸、具体的なリハビリの方向性については、以下の特設ページで詳しくまとめています。

時期別の判断とリハビリの全体像はこちら

 

 

 

 

 

 

 

🔵 まとめ


 

夜にズキズキとする肩の痛みは、多くの方にとって、強い不安やストレスの原因になります。

「このまま悪くなるのではないか」

「いつまで続くのだろう」

と先が見えない状態は、痛みそのもの以上に、気持ちの負担を大きくすることもあります。

 

しかし、夜間痛は、炎症の状態、寝姿勢、日中の身体の使い方などが重なって起こることが多く、必ずしも「何か重大な異常が起きている」というわけではありません。

 

大切なのは、無理に我慢し続けたり、情報をつぎはぎにして自己流で対処したりすることではなく、今の肩の状態を正しく整理し、時期に合った対応を選ぶことです。

 

夜間痛が続いているときこそ、一度立ち止まり、肩の状態だけでなく、生活の中でどこに負担がかかっているのかを見直すことが、将来の「動きやすい肩」を守るための大切な一歩になります。

焦らず、必要な情報を整理しながら、ご自身の肩と向き合っていきましょう。

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