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歩くと足がしびれる・休まないと進めない
ー脊柱管狭窄症の「間欠性跛行」を、生活期リハビリの視点で深く整理する
歩き始めは問題ないのに、
しばらく歩くと足がしびれてきて、立ち止まらないと前に進めない。
少し休めばまた歩けるけれど、また同じことの繰り返し。
このような症状で悩み、
「年齢のせいだから仕方ないのか」
「もう手術しかないのではないか」
と不安を感じている方は少なくありません。
脊柱管狭窄症に伴うこの症状は、「間欠性跛行」と呼ばれます。
ただし、この間欠性跛行は 神経が悪いから仕方ない という一言で片付けられるものではありません。
この記事では、
歩くとしびれが出る理由を 身体の使い方・姿勢・生活動作 の視点から整理し、
生活期リハビリとして「何をどう考えるべきか」を、専門的かつ分かりやすく解説していきます。
Contents
🔵 「少し休めばまた歩ける」その症状は、身体からの分かりやすいサインです
この段階で多くの方が感じている違和感や不安には、共通点があります。
症状の出方そのものに、重要なヒントが隠れています。
▶︎ 「歩けない」のではなく「歩くと症状が出る」ことが重要
脊柱管狭窄症でよく聞かれる悩みが、
「歩いている途中から足がしびれてくる」
「だんだん重くなって立ち止まらないと進めなくなる」
というものです。
ここで見落とされがちなのは、最初から歩けないわけではないという点です。
多くの方は、
・歩き始めは問題ない
・数分〜十数分で症状が出る
・休むとある程度回復する
という共通した経過をたどります。
これは、筋力がゼロだから起きているわけでも、根性が足りないからでもありません。
歩行という動作を繰り返す中で、身体のどこかに負担が集中し続けていることを示しています。
この段階で、多くの方は不安を感じます。
「このまま歩けなくなるのではないか」
「いずれ車椅子になるのではないか」
「手術しか道はないのではないか」
しかし、間欠性跛行は“いきなり悪化した結果”ではなく、
これまでの身体の使い方が積み重なって表面化した症状であることがほとんどです。
▶︎ 年齢のせいで片付けると、必要な対策が見えなくなる
「年齢的なものですね」
この言葉に、どこか納得しつつも、心の奥ではモヤモヤが残っている方も多いのではないでしょうか。
確かに、加齢による変化は誰にでも起こります。
しかし、年齢だけで症状の強さが決まるのであれば、同年代の方が同じように歩けなくなるはずです。
実際の現場では、画像上は強い狭窄があっても日常生活に困らない方もいれば、比較的軽度とされる所見でも、歩行で強い不調を感じる方もいます。
この差を生んでいるのが、身体の使い方、姿勢、動作のクセです。
年齢のせいで片付けてしまうと、「変えられる部分」に目が向かなくなってしまいます。
それが、回復のチャンスを狭めてしまうことにもつながります。
🔵 間欠性跛行の正体は「神経が悪い」だけではありません
間欠性跛行を説明する際、
「神経が圧迫されているから仕方ない」と言われることは少なくありません。
しかし、神経の状態だけで、症状の出方や日による差まで説明できるでしょうか。
ここに、生活期リハビリの視点が必要になります。
▶︎ 脊柱管狭窄症で起きていることを、シンプルに例えると
脊柱管狭窄症は、「神経が通る道が狭くなる病気」と説明されることが一般的です。
これを例えるなら、神経は電線、脊柱管は電線が通るトンネルのようなものです。
トンネルが狭くなれば、電線は擦れやすく、トラブルが起きやすくなります。
ただ、現実の身体では、
・無理な角度で引っ張り続ける
・同じ姿勢で長時間使い続ける
・周囲の筋緊張でさらに圧迫される
といった「使い方の問題」が重なります。
つまり、狭くなっていること自体よりも、
狭い状態でどう使われ続けているかが、症状の出方を大きく左右します。
▶︎ 「前かがみだと楽」「自転車はこげる」に隠れているヒント
多くの方が、
「前かがみになると楽」
「カートを押すと歩ける」
「自転車は比較的こげる」
と感じています。
これは偶然ではありません。
姿勢が変わることで、腰椎の角度や筋肉の緊張バランスが変化し、
結果として神経周囲への負担が一時的に軽減されている可能性があります。
つまりこれは、動き方や姿勢を変えることで、
症状が変化する余地があるという、非常に重要なサインです。
▶︎ しびれの「有無」よりも「出方のパターン」を見る
しびれがあると、誰でも不安になります。
ただ、生活期リハビリの視点では、「あるか・ないか」よりも「どう出るか」が重要です。
・歩き始めて何分で出るのか
・立ち止まるとどのくらいで軽くなるのか
・姿勢を変えるとどう変化するのか
こうしたパターンを整理することで、負担が集中している場面が具体的に見えてきます。
※なお、急激な悪化、強い麻痺、排尿・排便の異常がある場合は、速やかに医療機関での評価が必要です。
ここは生活期リハビリとしても、明確に線を引くべき部分です。
🔵 歩行練習や体操を頑張っても改善しない理由は「努力不足」ではありません
「言われたことはちゃんとやっている」
「サボっているわけではない」
それでも改善しないとき、多くの方は自分を責めてしまいます。
しかし、問題は努力の量ではありません。
▶︎ やることが増えるほど迷子になる人が多い
脊柱管狭窄症の方は、とても真面目です。
少しでも良くなりたいからこそ、体操、ストレッチ、筋トレ、ウォーキングなど、多くの方法を試します。
しかし、
・今日はこれ
・明日はあれ
と方法が増えるほど、「今の自分に何が合っているのか」が分からなくなります。
原因は明確で、評価がないまま、対処法だけが積み重なっていることです。
▶︎ 歩くとしびれる方に多い身体のズレ
診断ではなく、現場でよく見られる傾向として、以下のようなズレが重なっていることがあります。
・反り腰傾向で腰部に負担が集中している
・股関節が使えず、腰で動きを代償している
・呼吸が浅く、無意識に力みが抜けない
・足首や足部の機能低下で衝撃を腰が受けている
これらは単独ではなく、複数が組み合わさっていることがほとんどです。
この状態で運動量だけを増やすと、負担の構造が変わらないまま、症状が繰り返されてしまいます。
▶︎ 筋トレが悪いのではなく「順番」が違う
筋トレ自体が悪いわけではありません。
ただし、順番を間違えると、本来良くなるはずのものが、かえって悪化してしまうことがあります。
家で例えるなら、傾いた家に家具を増やす前に、まず土台を整える必要がある、ということです。
🔵 T-performanceが重視するのは「画像」よりも「生活で負担がかかる仕組み」
脊柱管狭窄症という診断名や、MRI・レントゲンの画像は、「状態を知るための材料」としては非常に重要です。
ただし、生活期において本当に困っているのは、画像の中の身体ではなく、毎日使っている身体です。
画像では「狭い」「変形がある」と説明されても、
それが
・なぜこの距離で症状が出るのか
・なぜ今日は調子が良く、別の日は悪いのか
・なぜ同じ年齢でも困り方が違うのか
まで説明してくれるわけではありません。
生活期リハビリでは、この「説明されていない部分」を整理する必要があります。
▶︎ 病名よりも生活動作を見る
T-performanceでは、「脊柱管狭窄症だからこうする」という考え方は取りません。
それよりも重視するのは、
・立ち上がるとき
・歩き始めるとき
・一定時間歩いたとき
・疲れてきたとき
といった 生活動作の中で、どこに負担が集中しているか です。
同じ「間欠性跛行」という症状でも、
・腰を反らすクセが強い人
・股関節が使えず、常に腰で代償している人
・下半身よりも体幹が先に固まる人
では、対策はまったく変わります。
病名だけを基準にすると、こうした違いが見えなくなってしまいます。
生活動作を見ることで初めて、「その人にとって何が負担なのか」が浮き彫りになります。
▶︎ 歩行のどこで破綻しているかを整理する
歩行は単純な動作に見えますが、実際には多くの要素が連動しています。
・立った姿勢を保つ
・体重を片脚に乗せる
・反対側の脚を振り出す
・着地の衝撃を受け止める
これらのどこかで余裕がなくなると、身体は無意識に「守る動き」を選びます。
脊柱管狭窄症の方の場合、この守りの動きが腰部に集中しやすく、結果として神経周囲の負担が増え、症状につながります。
特に多いのは、
・歩き始めで姿勢が整っていない
・中盤で疲労が出て代償が増える
・坂道やスピード変化で一気に崩れる
といったパターンです。
「何分歩けるか」ではなく、どの場面で崩れ始めるかを整理することで、無理なく整えるポイントが明確になります。
▶︎ その場で楽になるだけで終わらせない
一時的に楽になる方法は、世の中にたくさんあります。
しかし、生活期で本当に大切なのは、「翌日どうなっているか」「数日後も同じ状態を保てるか」です。
その場では楽だったのに、
・帰宅後にどっと疲れが出る
・翌朝の腰や脚が重い
・数日後に症状が強くなる
という場合は、負担を「誤魔化しているだけ」になっていることがあります。
T-performanceが目指すのは、症状を一時的に消すことではなく、生活の中で同じ状態を再現できる身体です。
🔵 生活期リハビリで大切なのは「歩ける距離」ではなく「歩いた結果」

生活期リハビリでは、評価の物差しを間違えると、頑張っているのに悪化する、ということが起こります。
その代表例が、「歩ける距離」だけを目標にしてしまうケースです。
▶︎ 距離を追いかけると悪化しやすい理由
「昨日より長く歩けた」
「今日はここまで行けた」
これ自体は悪いことではありません。
ただし、距離だけを指標にすると、身体が無理をしているサインを見逃しやすくなります。
脊柱管狭窄症の方は、多少の無理なら我慢して歩けてしまうことが多く、
結果として
「歩けたけれど、身体には負担が残っている」
という状態になりやすいのです。
この状態を繰り返すと、
・回復に時間がかかる
・症状の出始めが早くなる
・調子の良い日が減る
といった悪循環に入ってしまいます。
▶︎ 回復の指標は日常に現れる
生活期での改善は、歩行距離よりも、日常の小さな変化として現れます。
たとえば、
・外出後の疲れが翌日に残りにくい
・立っている時間が自然に伸びた
・買い物中に座る回数が減った
・朝の動き出しが楽になった
こうした変化は、身体の使い方が少しずつ整ってきているサインです。
距離は、その積み重ねの結果として、あとから自然についてきます。
▶︎ 歩く前・最中・後をセットで考える
間欠性跛行の対策は、「歩いている最中」だけでは完結しません。
・歩く前に身体が固まっていないか
・歩行中に呼吸が止まっていないか
・歩いた後にきちんと回復できているか
この「前・中・後」がつながって初めて、生活の中で安定した歩行が可能になります。
生活期リハビリでは、この一連の流れを設計することが欠かせません。
🔵 「もう歩けないかもしれない」と感じている方へ
間欠性跛行が続くと、身体の不安だけでなく、気持ちの面でも追い込まれていきます。
「また途中で止まるかもしれない」
「周りに迷惑をかけるかもしれない」
「外出するのが怖い」
こうした不安は、症状そのものと同じくらい、生活を制限します。
▶︎ 手術の話に進む前に、状態を整理する
手術が必要なケースがあることは事実です。
ただし、その判断は医師が行うものであり、生活期リハビリの立場で断定することはできません。
一方で、手術を検討する段階であっても、身体の使い方を整えることは無駄になりにくい、というのも現場の実感です。
なぜなら、
・術前の負担を減らす
・術後の回復をスムーズにする
という両方の意味を持つからです。
▶︎ 動かない不安と、頑張りすぎの不安
狭窄症の方が陥りやすいのは、「怖くて動かない」か「不安で頑張りすぎる」かの両極端です。
どちらも、結果的には症状を長引かせます。
必要なのは、無理に止めることでも、無理に進めることでもなく、負担が増えない形での積み重ねです。
▶︎ 生活期の“空白”を埋める役割
病院のリハビリが終わったあと、「この先どうすればいいのか分からない」と感じる方は少なくありません。
T-performanceが担いたいのは、この生活期の“空白”を埋める役割です。
病名を治すと断定するのではなく、生活の中で困っている動作を評価し、その人に合った形で整えていく。
「歩くとしびれる」という悩みは、正しく整理すれば、生活を取り戻すためのヒントにもなります。
遠回りをせず、まずは負担の構造を知ること。それが、これからの生活を守る現実的な一歩になります。
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