1章 脊柱管狭窄症とは

加齢に伴う症状の代表的なものとして脊柱管狭窄症があります。
厚生労働省の調査では、40歳以上で脊柱管狭窄症と診断された患者様が580万人を越えていると報告されており、その数は中高年層の10人に1人の割合となります。

脊柱管の内側にある黄色靭帯が分厚くなったり、あるいは骨そのものが変形突出したりすることで脊柱管が狭くなった状態のことを指します。

脊柱管が狭窄すると中を走る神経が圧迫されるため様々な症状を引き起こしてしまいます。

脊柱管狭窄症のリハビリとは

◆脊柱管狭窄症の症状

脊柱管狭窄症は神経根型、馬尾型、混合型の3つに分類され、狭窄が起こる場所によって症状が異なります。

  • 神経根型

    主に脊柱管の外側が狭くなり、神経根が圧迫される狭窄症で最も多いタイプです。片側の殿部から足先にかけての痛みが主訴となります。
  • 馬尾型

    脊柱管の中心部(馬尾神経)が圧迫されるタイプです。 下肢の痛みは少なく両下肢の痺れ、だるさ、ふらつきや膀胱障害(頻尿、残尿感、便秘等)などを伴う症状が主訴となります。神経根型よりも症状が重度となる場合が多いとされています。
  • 混合型

    神経根型と馬尾型の両方が混在したタイプです。両者を合わせた症状が主訴となります。

脊柱管狭窄症は頚椎ないし腰椎に発症することが多い疾患です。
頚椎に生じた場合には、手足のしびれや運動障害が自覚症状として現れます。例えば、お箸が使いにくい、字が書きにくい、ボタンが掛けにくいといった上肢の症状に加えて、歩きにくい、ふらつく、階段が上り下りしにくいなどの下肢の症状も出現します。

腰椎の脊柱管狭窄症では、腰から下のしびれや痛みが出現します。
歩いているとお尻や足に痛みやしびれを感じ、休むと楽になる。それでまた歩くと再び痛くなるといった、間欠跛行(かんけつはこう)と呼ばれる症状がとても特徴的です。

2章 脊柱管狭窄症の治療方法とは

脊柱管狭窄症の治療は、手術をしない保存療法と、手術療法にわかれます。
これらの方法で改善しない場合は、手術が勧められる場合もあります。

脊柱管狭窄症のリハビリとは

◆保存療法

  • 局所麻酔剤などを注射する神経ブロック
  • 鎮痛薬や血行を促進する薬などによる薬物療法
  • コルセットなどを装着する装具療法
  • 筋力や維持や症状緩和のためのリハビリテーションなど

症状が軽い場合は保存療法で改善することもあります。保存療法を続けても改善しない場合や、症状が悪化して歩行や日常生活に支障を来たす場合には手術を検討します。

◆手術療法

  • 除圧術

    脊柱管を圧迫している骨や椎間板、靭帯などを切除して脊柱管を広げ、神経の圧迫を取り除く。
  • 除圧固定術など

    脊柱管を広げた後に金属やボルトで背骨を固定する。など

3章 脊柱管狭窄症のリハビリとは

脊柱管狭窄症は慢性進行性のため進行していくと、歩行困難や尿漏れなどの運動機能の低下につながります。 そのため、運動機能を維持・向上させるためには、リハビリテーションなどの保存療法を実施することが推奨されています。

◆脊柱管狭窄症への治療方法として…

  1. 理学療法(歩行・バランス練習、姿勢練習、身体運動、生活指導など)
  2. 運動訓練(筋力増強訓練、バランス運動、歩行訓練、持久性運動など)
  3. ストレッチ(体幹、股関節周囲、肩甲骨周囲など)
  4. トレッドミル歩行(速度や傾斜を調整したトレッドミル歩行、部分免荷でのトレッドミル歩行)
  5. ノルディック歩行
脊柱管狭窄症のリハビリとは

上記の項目は、専門医での診療・病院・介護施設で行われている一般的なリハビリですが、保険制度上の制約により、目標に対する本来必要なリハビリの量と質の確保が困難な場合も多くあります。

当事業は静岡市を拠点に、専門的なリハビリサービスを自費にて提供しております。
保険下でのリハビリテーションとは異なり、お客様一人ひとりの目標や状態に合わせたリハビリを経験豊富な理学療法士が『マンツーマン』にて実施させていただきます。

またカウンセリングと体験プログラムを経て、60分・90分・120分の時間設定を状態に合わせて提案し、集中的なリハビリを1~2ヶ月間継続致します。
お客様の尊厳を念頭におき、『想いを形にするリハビリ』を提供するため尽力致します。

公式LINEでの無料相談や電話での対応も受付けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

4章 T-performanceの“再構築リハビリ”とは

T-performanceのリハビリは、「筋肉を動かす」ことを目的とせず、脳・神経・身体・栄養を三位一体で整える“再構築リハビリ”を軸にしています。

脊柱管狭窄症や脳出血後の麻痺・しびれ・バランス障害などは、単に筋肉の問題ではありません。その多くは、「神経伝達と身体の連携不全」によって起こっています。

筋肉だけでなく、神経伝達・姿勢制御・代謝環境のすべてを整えることが、本質的な改善と再発予防の鍵となります。

◆T-performanceでは、

  • スパインダイナミクス療法で脳と神経の“つながり”を再教育
  • トレーニング(コアコンディショニング)で姿勢・体幹・四肢の運動連鎖を再構築
  • 栄養サポートで代謝と回復力を内側から高める

この三位一体のアプローチによって、外から“動作”を整え、内から“回復”を支える。
「動ける身体」から「動き続けられる身体」へ。それが、T-performanceが提唱する“再構築リハビリ”です。

以下では、当事業が行う3つの柱(神経・動作・代謝)について、それぞれの目的と実際のリハビリアプローチをご紹介します。

◆スパインダイナミクス療法とは

脊柱(背骨)は、身体を支えるだけでなく、神経の通り道でもあります。脊柱の動きや歪みがわずかに乱れるだけでも、神経の働きや姿勢のリズムが崩れてしまいます。
スパインダイナミクス療法では、背骨のしなやかさ(弾性)と呼吸のリズムを整え、神経の興奮や緊張のバランスを取り戻します。

「力が抜けない」「動かそうとしてもうまく動かない」という状態を、“リリース”ではなく“再教育”によって整え、無意識に支えられる姿勢や動作を再び引き出していきます。

このアプローチにより、脊柱管狭窄症のように神経が圧迫や炎症で反応過敏になっている場合でも、神経伝達のリズムを再構築し、動作の滑らかさを取り戻すことが可能になります。

◆コアコンディショニングとは

脊柱管狭窄症では、痛みやしびれを避けるために“代わりの動かし方(代償動作)”を覚えてしまい、腰・骨盤・股関節の動きの連携(運動連鎖)が乱れていることが多くあります。

T-performanceのコアコンディショニングでは、体幹・骨盤・下肢のバランスを整え、筋力よりも「動作のつながり」を再学習していきます。

  • 骨盤と体幹の位置を整え、姿勢の土台を安定させる
  • インナーマッスルとアウターマッスルの連携を高める
  • 呼吸筋を活性化して「自然に支えられる身体」を作る

この過程で、再発のリスクを減らし、歩く・立つ・動くといった日常動作が安定していきます。

また、スパインダイナミクスで整えた神経の“通り道”と、このコアコンディショニングで作る「正しい動作パターン」をリンクさせることで、「神経 ✕ 姿勢 ✕ 動作」が統合された再構築プロセスが完成します。

◆栄養サポートによる内側からのリハビリ

脊柱管狭窄症のリハビリにおいて、「筋肉を動かす」だけでは根本的な改善には至りません。神経が圧迫や炎症によって過敏になっている状態では、“栄養”が神経伝達や筋修復の燃料となります。つまり、栄養は「食事」ではなく「神経と筋肉を再構築するためのリハビリ要素」です。

T-performanceでは、臨床栄養医学指導士の知見をもとに、次の3つの観点から「内側の回復」を支えます。

PFCバランス最適化

炭水化物・たんぱく質・脂質の比率を整え、神経と筋肉がスムーズに働くエネルギー環境をつくる。特に、炭水化物(C)は神経のエネルギー源、タンパク質(P)は筋肉・神経修復の材料、脂質(F)は炎症抑制と神経伝達をサポートします。

抗炎症栄養アプローチ

オメガ3脂肪酸、ポリフェノール、ビタミンDを中心に、慢性炎症を抑制。神経の過敏反応を落ち着かせ、「痛みに強い代謝環境」を整えます。

代謝と自律神経リズムの最適化

食事・睡眠・活動時間のリズムを整えることで、エネルギー供給と薬効を安定化。これにより、筋・神経の回復サイクルが日常生活と連動しやすくなります。

T-performanceでは、これらの栄養設計を通して「代謝 → 回復 → 動作」**の流れを体内から支える“体内リハビリ”を行います。

外側(リハビリ)で「動きを再教育し」、内側(栄養)で「回復を促進する」—— この両輪が噛み合うことで、神経・筋肉・代謝が本来のリズムを取り戻し、「再発しにくく、動き続けられる身体」へ導きます。

◆当事業の総合的なアプローチ

多くのリハビリは「動きを取り戻す」ことをゴールにしますが、T-performanceが目指すのは、「自分で動きを維持できる身体」です。

手技や運動で“外側から”構造を整え、栄養や自律神経の調整で“内側から”環境を支える。

この両輪が噛み合うことで、神経・筋肉・代謝のバランスが整い、再発しにくく、安定した身体機能が実現します。

外部刺激で「治す」のではなく、自身の回復力と動作制御力を再構築する。それが、T-performanceが提唱する“再構築リハビリ”の本質です。

5章 実際にスパインダイナミクスとコアコンディショニングを応用したリハビリ体験記

◆ご利用者の紹介

年齢・性別 70歳代 男性(静岡市)
診断名・症状 脊柱管狭窄症の術後、左変形性股関節症(保存)
歩き出すときの前傾姿勢を治したい、動きはじめの腰の痛みを治したい、脚の痛みや痺れを 改善したいなど
症状 10分歩くと身体が前屈みになる、朝方動き始めに腰が痛い、同一姿勢での腰~両殿部の痛み・痺れなど
発症からの期間 2020年ごろ(2023年に後方固定術施工)
ご利用プラン リハビリ60分8回コース

T-performanceのリハビリを受けた体験談

2020年ごろから腰の傷みや下半身の痺れや痛みを感じ始めため病院受診し、脊柱管狭窄症の診断を受けました。 2023年に手術を実施し、痺れや痛みは軽減しましたが完治とはいかず、そこから湿布などで誤魔化しながら座り仕事をしていましたが、段々と腰の傷みや痺れが強くなってきたためリハビリ体験を申し込みました。

このまま治らないのかと不安な気持ちでいっぱいでしたが、前田先生は知識も豊富で手術後の経過や現状の改善点を丁寧に説明してくださるのでとても安心出来ました。施術後に身体が軽くなり、自宅でできる体操なども親身に教えていただけるため前田先生と一緒にリハビリを頑張ってみようと思いました。マンツーマンでのリハビリを訪問でやっていただけるのは、本当にありがたいですね。今後とも宜しくお願い致します。

6章 脊柱管狭窄症でお悩みの方へ

脊柱管狭窄症は、時間の経過とともに少しずつ進行する“慢性進行性の疾患”です。

体力の低下や柔軟性の喪失により、関節や神経への負担が増すと、「立つ」「歩く」といった日常動作に制限がかかりやすくなります。

リハビリや適度な運動は進行を遅らせるうえで非常に効果的ですが、保険内のリハビリでは時間や内容の制約により、十分なアプローチが難しいことも少なくありません。

T-performanceでは、理学療法士が一人ひとりの身体状態・生活背景を丁寧に評価し、60分・90分・120分のマンツーマンセッションでリハビリを実施します。
施術・運動・栄養サポートを組み合わせたトータルアプローチで、「再び動ける身体」を取り戻すための道筋を一緒に描いていきます。

「趣味を再開したい」「もう一度自分の足で歩きたい」
そんな想いに寄り添い、ご家族への生活指導や介助サポートも含めて伴走いたします。

症状の進行は放置すれば日常生活への影響が大きくなりますが、リハビリを通じて神経と身体の連携を取り戻すことで、症状の進行を遅らせる・改善することは可能です。

T-performanceのリハビリは、「できないことを減らす」ではなく、「できることを増やす」ための時間です。
どうか一歩を踏み出して、“ひとつ上のステージへ”――確実に変化を感じられるリハビリを体感してください。

T-performanceでは、お客様の身体の状態や生活習慣に合わせて経験豊富な理学療法士が60分・90分・120分など、マンツーマンにて対応致します。
『趣味である〇〇を再開したい』『もっと〇〇を改善したい』といったお客様の想いに応えるため、施術や運動、エクササイズ、栄養指導など様々な視点から最大限の支援と生活指導などのご家族のサポートもさせていただきます。

症状の進行は歩行が困難になるなど、日常生活への影響は計り知れないものになります。
リハビリや運動を通して進行を遅らせたり、症状を改善させることが可能ですので、当事業で『ひとつ上のステージへ』着実に改善するリハビリを体感していただければと思います。