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トレーニングを頑張っても結果が出ない――
それは「練習不足」ではなく、「栄養の流れ」が整っていないだけかもしれません。
体を動かすエネルギーも、筋肉を修復する材料も、すべては食事から始まります。
この章では、“代謝を高める食事”の考え方を、実践的かつ科学的に紐解きます。
Contents
🔵 代謝の起点は「何を・いつ・どう食べるか」
どれだけ質の高いトレーニングをしても、
エネルギー供給が整っていなければ代謝は回りません。
食事は「栄養を入れる行為」ではなく、
“代謝をスムーズに流すスイッチ”です。
炭水化物・脂質・タンパク質という3大栄養素は、単独では機能せず、時間帯・ホルモンリズム・活動量と連動して初めて力を発揮します。
アスリートはもちろん、一般の方も
「代謝を整える=食事リズムを整える」ことから始めましょう。
▶︎ 朝食:体の“始動スイッチ”を入れる時間
朝の食事は、単にエネルギー補給ではなく「体内時計のリセット」です。
夜の絶食状態で下がった血糖・体温・代謝を正常化し、1日のパフォーマンスを決めます。
朝に炭水化物を摂ることで、脳が「活動モード」に入り、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)のリズムも整います。
さらに、タンパク質を加えることで、
神経伝達物質(ドーパミン・アドレナリン)の材料が供給され、集中力が高まるのです。
🔹おすすめ構成:ごはん+卵+味噌汁+果物
🔹ポイント:朝の糖質量は“体重×1g”を目安に。
(例:60kgの人なら炭水化物60g=おにぎり2個程度)
朝食を抜くと代謝サイクルが半日遅れ、
「午前中に体が重い」「頭がぼんやりする」といった症状に直結します。
▶︎ 昼食:血糖の安定と“持続力”の設計
昼は活動のピーク。
ここで意識したいのは、血糖の安定と炎症抑制です。
糖質だけの食事では血糖が急上昇し、眠気や集中力低下を招きます。
そこで「低GIの炭水化物+良質なタンパク質+野菜や海藻」を組み合わせましょう。
🥗 例:鶏むね肉の照り焼き+玄米+根菜の副菜+味噌汁
→ 炭水化物でエネルギーを供給し、タンパク質で筋合成を維持。
→ 野菜のポリフェノールで炎症や酸化ストレスを抑制。
昼に糖質を恐れて抜くと、
午後のパフォーマンス低下や“夜の過食”を引き起こします。
▶︎ 夕食:回復と“炎症リセット”の時間帯
練習や仕事を終えた体は、微細な損傷と炎症でいっぱいです。
夕食では、この修復と回復を促す栄養が欠かせません。
特に重要なのは以下の3要素:
栄養素 | 役割 | 食材例 |
---|---|---|
タンパク質 | 筋肉・臓器の修復 | 魚、鶏肉、豆腐、卵 |
ビタミンB群 | 代謝補酵素 | 豚肉、納豆、にんにく |
オメガ3脂肪酸 | 炎症抑制 | 鮭、サバ、亜麻仁油 |
🍲 例:鮭のホイル焼き+豆腐とわかめの味噌汁+ブロッコリー+玄米
→ 脂質は控えめに、消化を優先。睡眠の質を上げる組成。
この時間帯の食事が、翌日の疲労残りや回復速度を左右します。
▶︎ 補食:成長ホルモンの“燃料投下タイム”
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、筋肉と細胞の修復に使われます。
その原料となるのが、就寝前の“軽い補食”。
特に練習量が多いアスリートや疲労が溜まりやすい人は、
「糖質+タンパク質」をバランス良く少量摂取することで、
夜間の筋合成とホルモン分泌を助けます。
🕗 例:プロテイン+小おにぎり、またはバナナ+ゆで卵
→ 「空腹で眠る」よりも「血糖を安定させて眠る」方が代謝は高まる。
🔵 競技別アプローチ:種目で異なる“燃料戦略”
競技タイプ | 食事戦略のポイント | 具体例 |
---|---|---|
🏃♂️ 持久系(マラソン・自転車) | グリコーゲンを枯らさない炭水化物中心設計 | 朝:おにぎり+味噌汁+バナナ 練習後:リカバリー飲料+おにぎり |
⚡ 瞬発系(短距離・投擲) | トレ前・後の糖リロードが鍵 | トレ前:ゼリー飲料 トレ後:プロテイン+果汁ジュース |
🏐 球技系(サッカー・バドミントン) | 試合時間が長いので安定血糖を重視 | 試合2時間前:おにぎり+ナッツ ハーフタイム:スポドリ+バナナ |
ポイント:
◯ 持久系 → 「糖質の持続」
◯ 瞬発系 → 「糖質の即効」
◯ 球技系 → 「糖+脂質のバランス」
代謝が整っている選手ほど、栄養のタイミング管理が上手い。
それが“疲れない選手”と“燃え尽きる選手”の差を生みます。
🔵 現場からの実例
20代サッカー選手(静岡)
以前は「夜は炭水化物抜き」を徹底していたが、後半バテが続発。
食事内容を“朝多・夜軽”+練習後の補食導入に変えた結果、
翌日の体の重さが軽減。代謝数値(RMR測定)も約12%上昇。
🔵 食べ方を変える=代謝の質を変える
「代謝を上げる」とは、筋肉量を増やすことではありません。
“食事のタイミングと質で、エネルギーの流れを最適化すること”です。
練習の成果を出したいなら、
まずは食事で「代謝を動かす準備」を整えましょう。
練習は“燃料”があってこそ効く。
食事はその燃料を作る“工場”なのです。
食事でエネルギーの土台を作ったら、次はそれを“どう動かすか”。
第2章では、トレーニング編として「出力を効かせる体の使い方」を詳しく解説していきます。
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