📅 最終更新日:2025.10.14

 

代謝を整える食事術|トレーニング効果を最大化する“エネルギーの設計図”

 

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トレーニングを頑張っても結果が出ない――

それは「練習不足」ではなく、「栄養の流れ」が整っていないだけかもしれません。



体を動かすエネルギーも、筋肉を修復する材料も、すべては食事から始まります。



この章では、“代謝を高める食事”の考え方を、実践的かつ科学的に紐解きます。

▶︎シリーズ1【理論編】はこちらから

 

 

 

 

🔵 代謝の起点は「何を・いつ・どう食べるか」


 

どれだけ質の高いトレーニングをしても、

エネルギー供給が整っていなければ代謝は回りません。

 

食事は「栄養を入れる行為」ではなく、

“代謝をスムーズに流すスイッチ”です。

 

炭水化物・脂質・タンパク質という3大栄養素は、単独では機能せず、時間帯・ホルモンリズム・活動量と連動して初めて力を発揮します。

 

アスリートはもちろん、一般の方も

「代謝を整える=食事リズムを整える」ことから始めましょう。

 

 

 

 

 

▶︎ 朝食:体の“始動スイッチ”を入れる時間

 

 朝の食事は、単にエネルギー補給ではなく「体内時計のリセット」です。

夜の絶食状態で下がった血糖・体温・代謝を正常化し、1日のパフォーマンスを決めます。

 

朝に炭水化物を摂ることで、脳が「活動モード」に入り、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)のリズムも整います。

 

さらに、タンパク質を加えることで、

神経伝達物質(ドーパミン・アドレナリン)の材料が供給され、集中力が高まるのです。

 

🔹おすすめ構成:ごはん+卵+味噌汁+果物

🔹ポイント:朝の糖質量は“体重×1g”を目安に。

(例:60kgの人なら炭水化物60g=おにぎり2個程度)

 

朝食を抜くと代謝サイクルが半日遅れ、

「午前中に体が重い」「頭がぼんやりする」といった症状に直結します。

 

 

 

 

▶︎ 昼食:血糖の安定と“持続力”の設計

 

昼は活動のピーク。

ここで意識したいのは、血糖の安定と炎症抑制です。

 

糖質だけの食事では血糖が急上昇し、眠気や集中力低下を招きます。

そこで「低GIの炭水化物+良質なタンパク質+野菜や海藻」を組み合わせましょう。

 

🥗 例:鶏むね肉の照り焼き+玄米+根菜の副菜+味噌汁

→ 炭水化物でエネルギーを供給し、タンパク質で筋合成を維持。

→ 野菜のポリフェノールで炎症や酸化ストレスを抑制。

 

昼に糖質を恐れて抜くと、

午後のパフォーマンス低下や“夜の過食”を引き起こします。

 

 

 

 

▶︎ 夕食:回復と“炎症リセット”の時間帯

 

練習や仕事を終えた体は、微細な損傷と炎症でいっぱいです。

夕食では、この修復と回復を促す栄養が欠かせません。

 

特に重要なのは以下の3要素:

栄養素 役割 食材例
タンパク質 筋肉・臓器の修復 魚、鶏肉、豆腐、卵
ビタミンB群 代謝補酵素 豚肉、納豆、にんにく
オメガ3脂肪酸 炎症抑制 鮭、サバ、亜麻仁油

 

🍲 例:鮭のホイル焼き+豆腐とわかめの味噌汁+ブロッコリー+玄米

→ 脂質は控えめに、消化を優先。睡眠の質を上げる組成。

この時間帯の食事が、翌日の疲労残りや回復速度を左右します。

 

 

 

 

▶︎ 補食:成長ホルモンの“燃料投下タイム”

 

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、筋肉と細胞の修復に使われます。

その原料となるのが、就寝前の“軽い補食”。

 

特に練習量が多いアスリートや疲労が溜まりやすい人は、

「糖質+タンパク質」をバランス良く少量摂取することで、

夜間の筋合成とホルモン分泌を助けます。

 

🕗 例:プロテイン+小おにぎり、またはバナナ+ゆで卵

→ 「空腹で眠る」よりも「血糖を安定させて眠る」方が代謝は高まる。

 

 

 

 

 

 

 

🔵 競技別アプローチ:種目で異なる“燃料戦略”


 

競技タイプ 食事戦略のポイント 具体例
🏃‍♂️ 持久系(マラソン・自転車) グリコーゲンを枯らさない炭水化物中心設計 朝:おにぎり+味噌汁+バナナ
練習後:リカバリー飲料+おにぎり
瞬発系(短距離・投擲) トレ前・後の糖リロードが鍵 トレ前:ゼリー飲料
トレ後:プロテイン+果汁ジュース
🏐 球技系(サッカー・バドミントン) 試合時間が長いので安定血糖を重視 試合2時間前:おにぎり+ナッツ
ハーフタイム:スポドリ+バナナ

 

ポイント:

持久系  → 「糖質の持続」

瞬発系  → 「糖質の即効」

球技系  → 「糖+脂質のバランス」

代謝が整っている選手ほど、栄養のタイミング管理が上手い。

それが“疲れない選手”と“燃え尽きる選手”の差を生みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

🔵 現場からの実例


 

 

20代サッカー選手(静岡)

以前は「夜は炭水化物抜き」を徹底していたが、後半バテが続発。

食事内容を“朝多・夜軽”+練習後の補食導入に変えた結果、

翌日の体の重さが軽減。代謝数値(RMR測定)も約12%上昇。

 

 

 

 

 

 

 

 

🔵 食べ方を変える=代謝の質を変える


 

「代謝を上げる」とは、筋肉量を増やすことではありません。

“食事のタイミングと質で、エネルギーの流れを最適化すること”です。

 

練習の成果を出したいなら、

まずは食事で「代謝を動かす準備」を整えましょう。

 

練習は“燃料”があってこそ効く。

食事はその燃料を作る“工場”なのです。

 

食事でエネルギーの土台を作ったら、次はそれを“どう動かすか”。

第2章では、トレーニング編として「出力を効かせる体の使い方」を詳しく解説していきます。

 

▶︎ 第2章トレーニング編はこちらから

 

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