📅 最終更新日:2025.10.14

代謝を支えるPFC戦略|栄養と運動をつなぐ“タイミング設計”

 

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「食べる」と「動く」を切り離していませんか?



実は、代謝を高めるには“摂取のタイミング”が最も重要です。



同じ食事でも、いつ摂るか・どのように動くかによって、筋肉の修復スピードや脂肪燃焼効率はまったく異なります。



この章では、PFCバランスと時間栄養学をもとに、代謝を効かせる「食事×運動リズム」を詳しく解説します。

 

▶︎ 第4章【自律神経×代謝】についてはこちらから

 

 

 

 

 

 

🔵 栄養は“代謝のスイッチ”である


 

トレーニングで筋肉を動かすことは“代謝を使う行為”です。

一方、栄養は代謝を動かすためのエネルギー源かつ修復材

特に、PFC(Protein・Fat・Carbohydrate)のバランスは、「体を作る・燃やす・整える」すべての起点になります。

 

つまり、栄養を制する者が“回復と成長の速度”を制する。

 

 

 

 

 

▶︎ Step 1|PFCバランスの役割と黄金比

 

栄養素 主な役割 トレーニングとの関係 理想比率(アスリート)
🥩 タンパク質(Protein) 筋肉・酵素・ホルモンの材料 トレーニング後に“修復材”として必須 25〜30%
🍚 炭水化物(Carbohydrate) エネルギー源・神経と脳の燃料 トレーニング前後で“出力材”として使用 45〜55%
🥑 脂質(Fat) ホルモン材料・細胞膜形成 特に女性ホルモンの維持に重要 20〜25%

 

📘 ポイント:

女性や持久系アスリートは、脂質を減らしすぎるとホルモンバランスが崩れやすくなります。

「良質な脂」を抜かずに、“燃やす脂”を摂ることが重要です。

✅ 良質な脂の例:アボカド/オリーブオイル/ナッツ/青魚の脂

 

 

 

 

 

▶︎ Step 2|トレーニング前後のPFCタイミング戦略

 

食べるタイミングによって、代謝のスイッチは「ON」にも「OFF」にもなります。

大切なのは、“トレーニング効果を引き出す食事リズム”を整えること。

 

タイミング 栄養の目的 おすすめ構成 具体例
🕓 トレーニング前(1〜2時間前) エネルギー供給・血糖安定 炭水化物7:タンパク質3 バナナ+プロテイン/鮭おにぎり
🏋️ トレーニング直後(30分以内) 筋修復・ホルモン刺激 タンパク質6:炭水化物4 プロテイン+果汁100%ジュース
🌙 就寝前(1〜2時間前) 成長ホルモン分泌促進・修復 タンパク質7:脂質3 ゆで卵/豆腐/ギリシャヨーグルト

 

📘 代謝を上げる=“タイミングをデザインする”こと。

エネルギーとホルモンの波に合わせて摂取すれば、トレーニングの成果は24時間続くようになります。

 

 

 

 

▶︎ Step 3|ホルモン代謝とPFCの関係(女性アスリート必読)

 

女性ホルモン(エストロゲンプロゲステロン)は、PFCバランスの影響を強く受けます。

ホルモン 主な働き 関係する栄養素
🌹 エストロゲン 炭水化物・脂質代謝を促進し、代謝効率を上げる 炭水化物・脂質
🌙 プロゲステロン 水分・塩分を保持し体温を上げる(PMS期のむくみ原因) タンパク質・脂質

 

 

◯ 「生理前に甘いものが止まらない」のはなぜ?

 

それは、血糖コントロールの乱れ+プロゲステロン優位の時期に、

脳が“エネルギー(糖)を早く欲している”サインだからです。

 

❌ 糖質を抜くのではなく、

✅ “良い糖”を少量ずつ摂ることが、代謝を守るコツ。

おすすめの糖質源:

玄米・果物・はちみつ・さつまいも・オートミールなど

 

 

 

 

▶︎ Step 4|競技別 栄養×代謝アプローチ

 

競技タイプ 栄養戦略 代謝視点 ポイント
🏃‍♀️ 持久系(マラソン・自転車) 炭水化物重視・脂質も適度 長時間運動に備えた「燃料づくり」 朝食で糖質+脂質を意識
瞬発系(短距離・スプリント) 炭水化物×タンパク質 筋出力を高める“瞬間燃料” 試合2時間前の糖質摂取が鍵
球技系(サッカー・バドミントン) バランス型・小分け摂取 繰り返し動作に耐える“リズム代謝” 試合中の間食でエネルギー維持

 

📊 一言まとめ:

競技の性質=代謝のリズム。

それぞれの“燃料タイプ”を理解して補給を組み立てることが、最速のパフォーマンスアップにつながります。

 

 

 

 

 

▶︎ Step 5|PFCと自律神経の共鳴リズム

 

代謝を整えるためには、「食べ方×神経リズム」を合わせることが重要です。

時間帯 神経の状態 食事の方向性
🌅 朝 交感神経ON → 代謝始動 炭水化物中心で軽くエネルギーを投入
☀️ 昼 活動ピーク → 集中維持 PFCをバランス良く摂取
🌙 夜 副交感神経ON → 修復モード タンパク質+脂質で回復促進

 

このリズムを整えることで、「食べても太らない」「疲れが残らない」体質に自然と変わっていきます。

 

 

 

 

 

 

🔵 現場ストーリー(アスリート例)

 

男子大学サッカー部選手(21歳)

炭水化物を減らして“キレを出そう”とした結果、

試合中の集中力が切れ、リカバリーが遅延。

栄養リズムを導入し、朝に糖質・夜にタンパク質中心へ変更。

結果、体脂肪−2.1%、Sprintタイムが平均−0.08秒改善。

「食べる順番とタイミング」でパフォーマンスが変わることを実感。

 

 

 

 

 

 

🔵 まとめ:「代謝を上げる食事」とは、“整える食事”


 

単にPFCを守るだけでは、代謝は回りません。



栄養のタイミング × 神経リズム × ホルモン波——

この3つが噛み合ったとき、“燃える体”が生まれます。

🧠 「何を食べるか」ではなく、「いつ・どんな目的で食べるか」。

🫀 栄養とは、代謝と神経をつなぐ“スイッチ”なのです。

 

T-performanceでは、個々の生活リズム・トレーニング強度・ホルモン周期に合わせた

PFC戦略×代謝リズム設計を行っています。

🌾「整える食事」で、パフォーマンスの基礎を整えましょう。

 

エネルギーを効率よく使う体をつくったら、

最後に必要なのは「その力を休息で再起動させること」。



第6章では、睡眠と代謝リカバリーをテーマに、

“戻せる体”をつくるための最終ステップを紹介します。

▶︎第6章【睡眠とリカバリー】についてはこちらから

 

 

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