📅 最終更新日:2025.11.07

 

 

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🔵 はじめに


 

 T-performanceは症状の改善だけでなく、再発予防や趣味再開、復職を目指すリハビリ・コンディショニングラボです✨

 JR静岡駅南口より徒歩7分、森下小学校正門前に店舗を構えております。

 

 当事業では脳梗塞、脳出血の後遺症の方だけでなく、パーキンソン病などの神経疾患の方、脊柱管狭窄症や変形性関節症などの骨・関節疾患の方、整形疾患の術後リハビリなどあきらめない思いに寄り添い、目標を叶えるためのマンツーマンリハビリを実施致します。

 

 また、諸症状の改善に限らず、スポーツでのコンディショニングやパフォーマンスアップ、ダイエットなどにも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 人間の思考や行動、生命維持など、人間が生きていくうえで必要な事柄の全ての司令塔です。 そして、脳部位によってそれぞれ請け負っている役割が異なるということもわかっています。人間の脳は、大脳、間脳、脳幹(中脳、後脳、延髄)、小脳の4種類の領域に分類されます。

 

 

【脳の主な役割】

🟠大脳皮質の左脳 … 知覚、思考、判断、意思、感情を司る。(論理的思考)

🟠大脳皮質の右脳 … 本能や自律神経、記憶を司る。(感覚的思考)

🟠脳幹 … 中枢神経系を構成する部位が集まっている器官。

     中脳・橋・延髄から構成され、意識や覚醒などの重要な役割を担う。

🟠脳室 … 脳脊髄液により各脳部位へ栄養補給、酵素を補給。衝撃に対するクッション。

🟠右脳と左脳 … 大脳は右半球と左半球で機能が大きく異なります。言語中枢があるほうを優位半球、ないほうを劣位半球と区分されています。

 通常右利きの人は、左脳が優位半球、左利きの人は大半が右脳が優位半球となり、優位半球は生まれた時から決まっている様です。

脳梗塞や脳出血に関して梗塞や出血が起こった部位で起こりうる症状が変わるためまずは『脳の役割シリーズ』の中で大脳皮質(頭頂葉)の役割をご紹介します。

 

【その他ブログ】

前頭葉頭頂葉側頭葉後頭葉

 

 

 

🔵 頭頂葉の役割とは?


 

 頭頂葉は、後頭葉の上部、前頭葉の後部にあり、頭頂葉には体性感覚野、頭頂連合野、味覚野が存在しています。

 頭頂葉の前部には、顔・手足をはじめとする体全体からの感覚情報が集まる部分で外界の認識に関わっています。 敏感な指先などの部分の感覚野は広く、背中など感覚が鈍い部分の感覚野は狭くなっています。

 

▶︎ 体性感覚野

 大脳縦裂、中心溝、外側溝、頭頂葉にある中心後溝を含む、触覚の主要な感覚受容野です。 体の各部位から感覚情報の連絡を受ける領域とされています。 外側溝(がいそくこう)は、聴覚野の主要部位である横側頭回を含みます。

 

▶︎ 頭頂連合野

 体性感覚情報、後頭葉からの視覚情報、側頭葉からの聴覚情報、複数の感覚情報が統合される領域です。 体性感覚などの様々な身体情報をもとに、自己の空間・運動知覚や対象物と自己との相互関係などの情報処理が行われ、視覚情報により空間知覚、運動知覚に関わる処理が行われています。

 

▶︎ 味覚野

 味覚情報は、延髄、視床、味覚野を通り、前頭連合野まで到達し、同時に視床下部や扁桃体にも情報が送られます。 味覚野で味の質や強さを判断し、咀嚼や視覚、聴覚などの情報が前頭連合野で統合され、食物の認知や好き嫌いなどが判断されます。

 

 

 

 

 

🔵 頭頂葉が損傷するとどうなる?(感覚・動作・空間認識)


 

 感覚の中枢である頭頂葉が障害されると、情報、耳から入った命令や音、指で触った感覚、目で見たもの等の統合や意味づけが不可能となります。 その結果、以下に記述するような症状が出現します。

 

▶︎ 失認症

 視覚失認、視空間失認、聴覚失認、触覚失認、半側身体失認など、空間における音や物の位置関係といった今まで認識できていたものが認識出来なくなります。

 

▶︎ 失行症

 観念運動失行、観念性失行、着衣執行、構成失行など、服を着る、人から頼まれたことを遂行するといった今までできていたことができなくなります。

 

▶︎ 地誌的障害

 地理・場所に関してのみの障害です。 認知症ではないのに、よく知っているはずの場所で道に迷ったり、新しい道順を覚えることが難しいといった症状が生じます。 これは非優位半球の頭頂葉連合野の損傷で生じます。

 

 

 

 

🔵 リハビリでできること(感覚刺激・動作再教育・体幹トレーニング)


 

▶︎ 感覚刺激トレーニング ― “身体の地図”を取り戻す

 

脳の「頭頂葉」は、触覚や位置感覚など“自分の身体をどう動かしているか”を認識する中枢です。

脳卒中などで頭頂葉の働きが低下すると、触れても位置がわからない、力加減が難しい、といった現象が起こります。

 

そのため、T-performanceのリハビリでは次のような感覚再教育を行います。

◯ 触覚刺激(タオル・ブラシ・温冷刺激などで感覚の“地図”を再構築)

◯ ミラーセラピー(鏡を使い、左右の感覚差を脳で再統合)

◯ 皮膚・筋膜リリース+感覚入力トレーニング

 

 目的:脳に「正しい身体の位置情報」を再学習させ、手足の使いやすさを取り戻すこと。

 

 

 

 

▶︎ 動作再教育 ― “うまく動かす”感覚を再びつなぐ

 

頭頂葉のリハビリでは、単純に「動かす」だけでは不十分です。

T-performanceでは、“どの筋肉をどう使うか”を意識的に再教育します。

 

代表的なアプローチ:

◯ 鏡や動画を使った視覚フィードバックトレーニング

◯ 小さな動き(例:手首回内外・足関節背屈など)の分離運動

◯ 「体幹→末梢」への運動連鎖再構築(例:骨盤の安定→腕の動き改善)

 

 目的:脳と筋肉の“通信”を再び開通させ、正確な動作制御を取り戻す。

 

 

 

 

▶︎ 体幹トレーニング ― 「姿勢の安定」が“脳の再学習”を助ける

 

体幹の安定は、頭頂葉の機能改善に直結します。

なぜなら、姿勢のブレが減る=脳が身体位置を正確に認識できるためです。

 

T-performanceでは次のような段階的トレーニングを行います:

① ベッド上での体幹・骨盤安定トレーニング(例:ブリッジ・側臥位安定化)

② バランスディスク・バランスボールを用いた体幹刺激

③ 日常動作(座位→立位→歩行)への移行トレーニング

 

 目的:身体全体の「軸」を安定させ、上肢・下肢の動作効率を向上させる。

 

 

 

 

 

 

 

🔵 実際のサポート事例


―― 現場で“取り戻した”日常と希望 ――

 

T-performanceでの施術

 

T-performanceでは、脳卒中や頭頂葉損傷による後遺症で

「思うように動かせない」「再発が怖い」「仕事や趣味に戻れない」

といった不安を抱える方に寄り添い、「できることを増やす」ための再構築リハビリを行っています。

ここでは、実際にサポートさせていただいた3名の体験をご紹介します。

 

 

 

▶︎ 事例①|仕事復帰を果たした50代男性

― 「もう無理だと思った仕事に戻れた」

 

対象:50代男性/脳梗塞後遺症(右片麻痺)

症状:右肩の痛み、肘から先の動かしづらさ、右脚の踏ん張り困難。

階段や坂道での転倒恐怖感、長時間の立位でバランス喪失など。

アプローチ内容:

◯ 肩関節可動域訓練+感覚再教育(触覚・圧覚入力)

◯ 体幹・骨盤安定トレーニング(体重移動・片脚荷重)

◯ 運動連鎖トレーニング(肩→肘→手の順で再学習)

◯ 現場復帰に向けた職業特化動作練習(道具操作訓練)

 

 ご本人の声:

「退院後、仕事復帰は無理だと半ば諦めていましたが、

右手の動きとバランスが戻り、無事現場に復帰できました。

ここまで戻れるとは思っていませんでした。本当に感謝しています。」

 

📌セラピストコメント

感覚入力(触覚刺激)と実際の職業動作(工具操作など)を連動させることで、

脳の「運動マップ」が再構築されました。頭頂葉の再学習には、実生活に直結する動作課題が最も効果的です。

 

 

 

 

▶︎ 事例②|80代男性

― 「また散歩に行けるようになり、外出が楽しみになった」

 

対象:80代男性/脳梗塞後遺症(左下肢麻痺)

症状:左脚の踏ん張り不良・膝伸展制限(−30°)・足先の痺れ。

体重をかけると痛みが強く、転倒恐怖で外出を控えていた。

 

アプローチ内容:

◯ 下肢伸展筋群の再教育(大腿四頭筋・ハムストリング)

◯ 体幹安定+骨盤コントロールトレーニング

◯ 視覚線維・空間認識リハビリ(ミラー・水平線視覚訓練)

◯ 歩行動作の分解練習(荷重→推進→蹴り出し)

 

ご家族の声:

「どこへ行っても良くならず諦めていたところ、T-performanceさんを見つけました。

栄養や運動のことまで丁寧に教えてもらい、父も『また散歩に行きたい』と言うようになりました。」

 

📌 セラピストコメント

この方は空間認識の偏り(右寄り歩行)+下肢筋力低下が重なっていました。

骨盤の安定と視覚線維リハを組み合わせることで、歩行時の左右バランスと体幹軸の再構築を実現しました。

 

 

 

 

 

▶︎ 事例③|70代女性

― 「“もう左半身は動かない”と言われたけれど、立ち上がれるようになった」

対象:70代女性(焼津市)/脳梗塞左片麻痺

症状:左半身完全麻痺・寝返り不可・起き上がり全介助・痺れ強度NRS10。

施設内でも長時間座位が取れず、身体の傾きと痛みが顕著。

 

アプローチ内容

◯ 体幹・骨盤のアライメント再構築

◯ 感覚入力(温冷刺激・表在感覚・関節モビリティ)

◯ 起き上がり・寝返り練習(プッシャー対策含む)

◯ 痛み・痺れ緩和アプローチ+栄養・水分指導

 

ご本人の声

「もう左半身は動かないと医師に言われていましたが、

前田先生に出会って希望を持てました。

痛みや痺れだけでなく、再発予防の食事や自主トレまで丁寧に教えてくれて感謝しています。」

 

📌 セラピストコメント

頭頂葉損傷+半側空間無視のケースでは、“身体の中心を感じる”感覚再構築が鍵になります。

左右非対称の刺激入力・プッシャー制御トレーニングを通じて、

脳が再び「自分の左側」を認識できるようになることが、回復の大きな転機でした。

 

 

 

 

▶︎ リハビリ継続の重要性

 

 3名に共通していたのは、「病院でのリハが終わってもまだ良くなりたい」という想いでした。

T-performanceは、医療と生活の間にある“空白期間”を埋め、

再発を防ぎながら生活の質(QOL)を取り戻すことを目的にしています。

◯ 継続的な感覚入力×姿勢安定

◯ 個別目標に沿ったトレーニング計画

◯ 栄養・自律神経・心理的サポートを含めた統合アプローチ

 

 

 

 

 

 

 

🔵 リハビリ継続のポイントとT-performanceの強み


 

▶︎ 継続の鍵は「脳の反復学習」にある

 

 脳は“繰り返し”によってしか再配線(ニューロプラスティシティ)されない。

週1回の施術でも、日々の反復(自宅トレーニング・感覚入力)で成果が大きく変わります。

 

T-performanceでは、

◯ 自宅でできる感覚トレーニング動画配信(LINE連携)

◯ 経過記録用のカウンセリングシート/Before-After記録を用いて、「脳に覚えさせる仕組み」を支援しています。

 

 

 

 

▶︎ 理学療法士による一貫サポート体制

 

 T-performanceのリハビリは、すべて国家資格セラピスト(理学療法士)が担当。

医療現場で培った経験をもとに、安全性・根拠・再現性のあるリハビリを提供しています。

 

他施設との違い:

◯ 医療リハ終了後の“空白期間”を埋めるサポート

◯ 栄養×自律神経×運動の総合ケア

◯ 一人ひとりに合わせたプログラム設計(脳リハ×体幹×姿勢)

 

 

 

▶︎ 継続を支える“環境と関係性”

 

 回復期に必要なのは「継続できる空間と支えてくれる人」です。

T-performanceは、静岡駅から徒歩7分の静かなプライベート空間で、安心して身体と向き合える時間を提供しています。

 

 

 

 

 

 

 

🔵 おわりに


 

 脳は、記憶や思考をつかさどる領域や運動、感覚をつかさどる領域などが、複雑に関りあっています。 血栓や出血の起きた部位を中心に麻痺や障害が残りやすくなるのが一般的ですが、一見似たような病状であっても、影響を受ける脳神経のつながり方には個人差があります。 そのため必要なリハビリも、患者様の後遺症にあわせた多様なものになります。

 

「もう少し良くなりたい」「退院後のリハビリを続けたい」方へ。

医療では届きづらい“その先”のサポートを、国家資格セラピストがマンツーマンで行います。

 

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📍 店舗情報

T-performance(ティーパフォーマンス)

静岡県静岡市駿河区森下町3-40 フレシールコート森下町506|JR静岡駅南口 徒歩7分

森下小学校正門前

 

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