📅 最終更新日:2026.07.29

変形性股関節症のリハビリ方法|中殿筋・体幹・歩行から整える専門アプローチ【静岡】|静岡のリハビリ・コンディショニングラボ|T-performance

 

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変形性股関節症のリハビリというと、

「筋トレをする」

「ストレッチをする」

というイメージを持たれる方が多いかもしれません。

 

しかし実際には、筋肉を鍛えるだけでは不十分です。

股関節は単独で働いているわけではありません。骨盤・体幹・歩行と密接に連動しています。

 

そのため重要なのは、

・股関節を支える筋力

・骨盤と体幹の安定性

・日常生活での歩行動作

この3つを“分解せずに統合して整えること”です。

ここが、一般的な運動指導と専門的リハビリの大きな違いです。

 

3つの要素がどのように股関節を支えているかは、下の図のようなイメージです。

変形性股関節症 中殿筋・体幹・歩行の3要素が股関節を支える関係を示すインフォグラフィック

 

 

 

 

 

 

🔵 なぜ中殿筋が重要なのか


 

変形性股関節症のリハビリで特に重要になるのが「中殿筋」です。

中殿筋は、お尻の横にある筋肉で、歩くときに骨盤を支える“横方向の安定装置”の役割を担っています。

 

歩行は片脚立ちの連続です。その一瞬一瞬で骨盤が安定しないと、股関節の関節面の一部に圧力が集中します。

 

中殿筋が弱くなると、

・歩行時に身体が左右に揺れる

・片脚立ちで骨盤が落ちる

・股関節にかかる圧縮力が増える

といった状態が起こります。

 

これが慢性的に続くと、関節の負担が偏り、痛みや進行につながります。

 

しかし、中殿筋が弱いから単純に中殿筋を鍛えれば良いという単純な話ではありません。

姿勢が崩れた状態では、中殿筋ではなく別の筋肉が代償してしまいます。

 

そのためT-performanceでは、

・中殿筋の機能評価

・代償動作の確認

・骨盤アライメントのチェック

を行い、本当に働いているかを確認してから強化します。

 

 

 

 

 

 

 

🔵 体幹が不安定だと股関節が犠牲になる


 

股関節は、身体の中心に近い大きな関節です。

しかし、実際には“主役”というよりも、最終的に負担を受け止める受け皿のような存在です。

 

本来、歩行時の衝撃や体重移動のブレは、体幹や骨盤まわりが吸収・調整します。ところが体幹が不安定なまま動くと、その役割が果たせません。

 

するとどうなるか。

衝撃や揺れを吸収できなかった分のストレスが、股関節に直接かかります。結果として、関節の一部に圧力が集中しやすくなります。

 

たとえば、

お腹の支持が弱く、体幹が抜けている

背中が丸まり、重心が前に偏っている

骨盤が左右どちらかに傾いている

こうした状態では、体重が均等に分散されません。

 

股関節は球状の関節ですが、常に同じ方向から強い圧力がかかると、関節面の一部に負担が偏ります。

これが慢性的に続くことで、痛みや違和感が出やすくなります。

 

つまり問題は「股関節が弱い」ことではなく、股関節に負担が集中する構造になっていることです。

 

T-performanceでは、股関節だけを評価するのではなく、

体幹安定性テスト

骨盤コントロール評価

呼吸パターンの確認

これらを通して、「なぜ股関節が負担を引き受けているのか」を明確にします。

 

呼吸が浅くなっている場合、体幹の安定性は低下しやすくなります。

骨盤のコントロールが不十分であれば、片側に負担が偏ります。

股関節を守るためには、まず“受け皿に負担が集中しない状態”をつくることが重要です。

 

日常生活の中で股関節に負担をかけやすい姿勢や動作については、こちらの記事でも整理しています。

▶︎ 変形性股関節症でやってはいけない動作|悪化しやすい生活習慣とは

 

 

 

 

 

 

🔵 歩行を変えなければ毎日の負担は変わらない


 

どれだけ筋力を高めても、歩き方が変わらなければ、日々の負担は減りません。

歩行は、1日の中で何千回も繰り返される動作です。わずかな偏りでも、積み重なれば大きなストレスになります。

 

よく見られる歩行パターンには、

片脚に長く体重を乗せてしまう

身体を横に振るように歩く

歩幅が極端に狭い、または不安定

といったものがあります。

 

これらは「悪い癖」というより、痛みをかばうために身体が選んだ動きです。しかし、その動きのまま生活を続けると、特定の方向に負担が集中し続けます。

 

そのためT-performanceでは、

歩行動画分析

体重移動のタイミング確認

骨盤と足部の連動評価

を行い、歩き方を“感覚”ではなく“構造”で分析します。

 

歩行は、足の接地、体重移動、骨盤の回旋、体幹の安定が連動して成立しています。

どこか一つが崩れると、股関節に余計な負担がかかります。だからこそ、筋力トレーニングと同時に、毎日の歩き方を修正することが必要です。

 

ここが、単なる運動指導と、疾患特化型リハビリの大きな違いです。

T-performanceでは、股関節単体ではなく、体幹から歩行まで一貫して整えます。「その場でできる運動」だけでなく、「毎日の負担を変える設計」を行うことを心がけています。

 

歩き始めの痛みなど、負担が積み重なる前の初期サインについては、こちらの記事で解説しています。

▶︎ 変形性股関節症の初期症状とは?歩き始めの痛みで見分けるチェックポイント

 

 

 

 

 

 

🔵「鍛える」よりも「整えてから鍛える」


 

当施設のリハビリは、いきなり鍛える・動かすではなく、評価 → 整理 → 調整 → 強化という順番で進めることを大切にしています。

なぜなら、負担のかかり方が整理されていないまま筋力を強化すると、関節への圧縮やねじれが増し、かえって痛みを助長してしまうことがあるからです。

変形性股関節症のリハビリ 評価・整理・調整・強化の4ステップを示すインフォグラフィック

 

まず行うのは、「どこに負担が集中しているのか」を明確にすることです。

姿勢評価

骨盤ポジションの確認

体幹安定性のチェック

歩行分析

これらを通して、股関節にかかる力の流れを可視化します。

 

たとえば、

骨盤がわずかに傾いている

体幹が抜けて重心が前に流れている

歩行時に片側へ体重が偏っている

といった小さな偏りが、股関節への慢性的な負担につながっていることがあります。

 

その状態を整理せずに筋力を強化すると、“負担が集中したまま強くする”ことになってしまいます。

 

そのため当施設では、

中殿筋の機能評価を行い、正しく働く状態をつくったうえで強化する

体幹を安定させ、衝撃を吸収できる構造をつくる

歩行パターンを修正し、毎日の負担を分散させる

といった段階的なアプローチを行います。

 

さらに必要に応じて、栄養状態の確認、回復力の評価、自律神経のバランスまで含めて調整します。

 

痛みが長引く背景には、回復力の低下や慢性的な緊張状態が関係している場合もあります。そのため当施設では、関節だけでなく「回復できる身体かどうか」という視点も持つことを大切にしています。

 

 

 

 

 

 

🔵 こんな状態に当てはまる方へ


 

次のような状態に心当たりがある場合、筋力そのものよりも「負担の流れが整理されていないこと」が原因になっている可能性があります。

 

□ 自己流やジムで筋トレをしているが、あまり改善を感じない

□ 少し歩くとすぐに疲れる、または痛みが出る

□ 何を優先して整えればいいのか分からない

□ 病院のリハビリは終了したが、まだ不安が残っている

□ 手術を勧められているが、今の身体でできることを整理したい

 

いずれか一つでも当てはまる場合は、股関節だけでなく、骨盤・体幹・歩行を含めた評価から始めることをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

🔵 よくある質問


 

Q. 中殿筋のトレーニングは自宅でもできますか?

 

自宅でできる運動もありますが、姿勢や代償動作が崩れた状態で行うと、狙った筋肉ではなく別の筋肉ばかりが働いてしまうことがあります。まずは中殿筋が正しく機能しているかを評価したうえで、自宅でも継続できる形に落とし込むことが大切です。

 

 

Q. どのくらいの頻度で通う必要がありますか?

 

進行段階や生活背景によって異なります。評価の結果をもとに、負担の集中を減らすために必要な頻度を個別にご提案しています。

 

 

Q. どのくらいの期間で変化を感じられますか?

 

歩き方や体幹の使い方が変わるまでの期間には個人差があります。一律の期間をお約束することはできませんが、評価→整理→調整→強化の順で進めることで、無理な負荷をかけずに変化を積み上げていきます。

 

 

Q. 手術を検討している段階でも対応してもらえますか?

 

手術を受けるかどうかにかかわらず、今の身体の状態を整理し、負担のかかり方を把握しておくことは可能です。保存的に経過を見る場合も、手術に向けて身体を整える場合も、それぞれの状況に合わせて対応します。

 

 

Q. 他院やジムで運動指導を受けているが、変化を感じません。どうすればいいですか?

 

運動そのものが間違っているというより、姿勢や骨盤の状態が整理されないまま特定の筋肉だけを鍛えている可能性があります。一度、股関節・体幹・歩行を含めた全体像を評価し直すことをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

🔵 まとめ|T-performanceのリハビリの特徴


 

変形性股関節症のリハビリは、単なる筋力強化ではありません。

中殿筋で骨盤を支える

体幹で衝撃を吸収する

歩行を整えて負担を分散する

この3つを統合することで、股関節へのストレスを根本から減らしていきます。

 

もし今、

筋トレをしているが改善しない

歩くとすぐに疲れる

何を優先すべきかわからない

と感じているなら、問題は「筋力不足」ではなく、負担の流れが整理されていないことかもしれません。

 

当施設では、理学療法士が60〜120分のマンツーマンで評価を行い、進行段階や生活背景に合わせたリハビリを設計します。股関節だけを見るのではなく、骨盤・体幹・歩行、そして回復力まで含めて目標や生活スタイルに合わせて整えていきます。お気軽にご相談ください。

 

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